うれしい悲鳴
仕事以外のことを綴りたいのだが、この一週間ほぼ仕事しかできていないのでいかんともしがたい。 ので、諦めて仕事の話をする。 忙しい忙しいと言いながら準備していたイベントふたつ、もっと踏み込んでいうと「マンガの新刊発売フェア」なのだが、なんとかどちらも無事会期がスタートした。 他部署の人間が退社していくのを見送りながら、我々イベントチームはそれぞれの現場に散っていったりいかなかったりする。私は閉店のタイミングでお店に乗り込み、会場設営に勤しんだ。遅くまでかかるけど、これはこれで楽しい。おもにグッズ企画を通じてずっと付き合ってきた作品なので、「ほら、いいでしょ!」っていうのが伝わるように作るのはとても創造的で面白い。 で、それが後日お客さんに伝わってるのがわかると喜びは倍増する。 今週は全員がそれぞれ対応に追われていたので若干テンションが壊れつつあり、夜になると誰かのちょっとした一言でみんな笑いが止まらなくなったりするので、遅くまで残るのは大変だけどこうなるといっそ他部署は帰っていてくれたほうがありがたいのだった。 私はいまのチームが大好きである。 人には本当に恵まれている。相性もあるだろう。 さて、ふたつのフェアがスタートして迎えた週末。ありがたいことに、私が担当した作品の評判が上々なこともありグッズも次々と売れていく。だってかわいいもん。私としては作品の推しポイントを最大限詰め込んだつもりだし、作家と編集とイベント企画とデザイナーの仕事がここに結実したわけで感慨はひとことでは言い表せない。 が、 そうすると 今度は在庫とのたたかいがはじまる。 イベント限定グッズというのは限定を名乗るだけあって販売期間が終了したらその先なかなか人の目に触れる機会がなく、残ったら誰かが見つけてくれるのをじっとり待つしかないので「品切れを起こさず余らせずに乗り切る」ための見極めが必要になる。 あれだね、同人誌・同人グッズと一緒だね。 ただ、当たり前だが仕事であって関係者が自分一人ではないので気が抜けない。 やりすぎもいけないが日和りすぎもよくない。 でもなんか、この売れ行き見てたらガッツリ行っちゃって大丈夫な気がするんだよな。私を店頭に立たせてくれればもっと売るけども(元販売職の謎の自信)。 じっさい、今日は催事対応でお店にも出入りしたので、何人かの方にめちゃくちゃ営業トークしてお買い上げ...