2025年の目標は「健康」
しっかり寝込んでおりまして、図らずも、むらくもやま体調不良リレーのアンカーを務めました。 不調の山を越えたのち、全快には至らぬままに用事を片付け始めてしまったせいか、その後がやけに長引いた。ようやく昨日、おふたりに「元気になったよ」連絡ができるまでに回復し、ほっとしている。その節は誠にご心配をおかけいたしました。 この交換日記を丸一か月とめてしまい、お仕事もガッツリ溜めてしまっているが、季節は冬。風邪(絶対にコロナかインフルエンザだと思ってしっかり検査をしてもらったのだけれど、結果は〝ただの風邪〟であった)をぶり返さぬよう、張り切りすぎに気をつけながら巻き返してゆきたいと思う。 さて、何か日記に書けるようなことがあったかしらと思い返してみる。主催するオンラインイベントがあり、参加する即売会で出す新刊の入稿作業があり……トピックス自体は様々あれど、それぞれ別の場所で記事にまとめる予定がある。なにせ復調のため暇さえあれば横になっていたものだから、プライベートで特筆すべき出来事など起こりようもないのだ。 そんなわけで、最近食べているものの話でもしていこうと思う。 10月の半ば、パートナーのご実家から自家製の里芋をたくさん頂いた。里芋、私にはあまり馴染みのない食材である。美味しいことは知っているが、里芋といえばころころと小さく、表面にはちょっと硬い毛がもっさりと生えていて……あのいかにも調理が面倒そうな見た目から、積極的に買い求めることはなかった。 届いた里芋を見たときは驚いたものだ。自家製ゆえか、土地柄ゆえか、それとも品種ゆえなのか? 私の知っている、関東のスーパーに並んでいる里芋よりずっと大きい。私の手のひらに、二つが乗るか乗らないか……というサイズ感だ。この時点で、「皮を剥く手間」というハードルがぐっと下がった。 そして皮を剥いて、レンジでチンしてまた驚いた。チンしただけなのに、ねっとりホクホク。塩をかけるだけでおいしい! 加熱するだけでこんなにおいしいとは。里芋は煮物にするイメージが強かったが、これは素材の旨味だけでじゅうぶんに戦える一品だ。独特の土っぽい風味があるので、醤油をちろりとやると香ばしさが加わってまたおいしい。 土っぽい風味の芋といえば、ひじきさん主催のじゃがいも食べ比べイベント( 吉祥寺イモタスカップ )で初めて頂いた「農林一号」が思...