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レツゴーあの世

梅雨明けだ! 今年の梅雨は晴れ間もなくしっかり雨続き、あまりにおひさまが出てこないのでいよいよ鬱になるかと危惧したがギリギリ乗り切った。 肌寒かったなあ、まさに梅雨寒。 雨上がりを待てずすべてを投げ出したくて何の予定もないのに午後半休を放り込んだ、その日がまさに梅雨明けで、これがメリハリの見本だ! とばかりカーッと晴れた。 弊社は皇居のお堀端、いまはお掘の蓮の盛りで、水面を覆う葉っぱを駆けてあの世に渡れそうである。 帰り道とは逆だったんだが、ちょっと調べたらあの世への道を間近で見られそうだったのでお茶がてら散歩に出ることにした。 九段会館の地下、穴場ですよ……ランチタイムは上のオフィスの人たちでいっぱいになるらしいんだが、カフェタイムは広々した綺麗な空間で悠々とお茶できて、しかもなんか落ち着いた人しかいない。静かだ。最高。本読むのにぴったり。なのに本持ってない。えーん。 なのでカフェオレだけ飲んで景色を楽しんできた。見渡す限りの真緑。目にやさしい。 その後、「この道はどこに出るのだ」と東京のどまんなかで探検気分。江戸城の石垣、皇居のまわりをぐるっと回って竹橋まで、そこから地下鉄乗って帰ろうかと思ったんだがどうも気が済まず、結局丸の内まで出て丸善に寄り、でかい本屋を存分に楽しんでから電車に乗った。 オフィス街、ビルとビルの間にうまく抜け道が作ってあって、ちゃんとひと息つけるよう植栽とベンチがあって、どこなんだここは(千代田区だよ)と思いながら適当に曲がるのが楽しかった。 が、あまりに暑くて東京駅までは歩ききれず、ヨロヨロと地下に潜ったのであった。 最寄りのユザワヤでクリムトの接吻みたいな毛糸を見つけて衝動買いしたり、ちょっとだけ仕事の買い出しして、それでもまだ空は明るい。 夏だな、夏がきたよ。 いまの仕事に対する態度をこれまでと変えて、割り切るところは割り切っていこうと決めたら気持ちに余裕ができて(単にいまちょっと手が空いてるのもあるけど) 本を読んだり編み物に挑戦したり、にわかに日常が豊かになってきた。 そう、編み物はじめたんです。かぎ針編み。まだ平たいものしか編めないけど、それでも楽しい。読む本入れるケースとか作りたい。 棒針編みは、ひっかけるとこないのにどうやって編んでるんですか……の気持ちになるので当面はかぎ針でいきます。 世の中にはいろんな毛糸があって楽しい...