あっという間に
師走である、どころか年の瀬を迎えようとしている。
前回のひじきさんの日記は11月4日のもの。その日記で触れられている文学フリマ東京41に私も参加し、終了後は打ち上げにもお誘いいただき、芋など鶏など楽しみ……それが11月23日のこと。
そこからさらに1か月も経とうとしているではないか。なんたることだ。道理で最近、この日記の記事更新メールが送られてこないわけである。すっかり順番を勘違いしておりました。
この空白期間に何をしていたかというと、店仕舞いの支度をしていた。私の主催する文芸同人誌に特化したシェア型本屋・招文堂を、2026年1月末でもって畳むことにしたのだ。
先の文学フリマにはこの「招文堂」名義で参加し、店仕舞いにかかるエッセイ『招文堂てんやわんや 来年1月に閉店するシェア型本屋主催の17日間』を、フリーペーパーとして持ち込んだ。主宰文芸誌『おまねきvol.4 まぼろし専門店街』の販売もつつがなく開始。この『おまねき4』、表紙のデザインご担当は草群さんだ。その節は大変お世話になりました。
さて。
そんなこんなで未だバタバタとしつつも、水面下では『むらくもやま日記』の2冊目を発行する計画がちゃくちゃくと進んでいる。年明けに開催される文芸同人誌即売会、「もじのイチ#3」で発売となる予定だ。
加えて私はその「もじのイチ」に自身の新刊を持ちこまんと原稿に勤しんでいるし、来年秋に開催予定である主催オンライン即売会・紙本祭8のサークル参加申し込みも年内に開始する予定だし、積読はさすがにもう少し崩しておきたいし、来年こそなんらかの小説を公募に送ってみたいし、編みかけの靴下も編み上げたいし、最近は腹巻も編みたくなっている。
店を畳むのは寂しいながら、畳めばおおいなる暇が手に入る。そのつもりでいたのだが……捕らぬ狸の皮算用に終わらぬことを祈るばかりだ。とらたぬ、とらたぬ。
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