吸い込み士への招待状
4月5日のむらくもやまの集まり、楽しゅうございましたね。
この3人でなければ入らなかった店、聞けなかった話、高円寺はまだまだ探検のしがいがありそうです。
お仕事でもご活躍のご様子、健康にだけは気を付けて、次会う時まで生き延びましょう。
この人なら~してくれそう
と思い浮かぶ人がいて、連絡する、お誘いする
ということが、私にもあるが、今回は私が誘われる側だった。
何かというと、
「お久しぶりです
急なお話なんですけど
お米好きですか?
おむすびお好きですか?」
というDMがボードゲームで知り合ったNさんから届いた。
N「おむすびひたすら食べる会をやろうという話が出ていまして」
本来別のLINEグループで10人くらいで話が決まっていたところを
N「ひじきさん、もりもり食べそう…と思い、ついつい連絡してしまいました…」
追加参戦にお誘いいただいたようだ。
ひじき「行きます」
思い浮かべていただいたのが嬉しい。それは期待に応えたい。
具材は各自1,000円分持ち寄り、1人あたま1合の米を炊くので自由に作ってよいとのこと。
こういうのは具材がバッティングすることもあるからな~どうしよっかな~
と、ニッチなところを突きたい性分なので、成城石井やカルディを見て回った結果、
富山土産の黒とろろでこんぶおにぎりを作ろうと思い立つ。
富山のコンビニ各社では普通に売っているメジャーなおにぎりなのに、関東では食べたことがなくて、富山で食べて好きになったやつ。皆に布教しよう。
そして、それだとただの自分用のお土産に買ったやつが使えるので予算にまだ余裕があるから、
インスタントみそ汁を持っていくことにした。
こういう持ち寄り会の時にね、
メインじゃなくて
汁物とか果物を持っていくとそういうの欲しかったわ!と「神」扱いされるのを、過去の経験から知っているのだ私は。
おむすび会は初めてだけど、外れなかったようだ。
仕事を早々と終えて、わくわくと会場に着き、
14合の米が炊けているのを確認する。
うん?14合?
10人で10合じゃなかったのか。
ま、いいや、作りましょう。
ご飯を詰めて振ると1度に6個のおにぎりが作れるおにぎりメーカーを使うと1個80~90gのおにぎりができる。
はじめはそれで人数分作っていったのだが、
みんなの持ち寄りおかずを全部反映するとなると
米が足りない
ということが途中でわかった。
14合って、案外そんなもんなんだ。
最初の5種類くらいをメーカーサイズにしたあとは、
やや小さめに手で握っていく。
明太高菜、ホタテ貝柱、海老唐揚げ天むす風、山椒クリームチーズ、いぶりがっこ、焼き鮭、コンビーフマヨ、韓国のり……
梅干しを持ってきた人は意外にもいない。
卵黄の醤油漬けを仕込んできたやる気のある人もいた。
フライパンで大きな味噌焼きおにぎりを作ってみたり、
後から合流した人もどんどん作っていき、
出来たそばから食べていき、
食べた個数はホワイトボードに正の字で記入していく。
暫定1位の人には名前の横にマグネットがつけられる。
口裂け女の対処法に流派がある話から懐かしい学校の怪談や都市伝説の話になったり、
おしゃべりも楽しい。
時間がたつごとに米はもう入らないけど具材をつまみに酒を飲む人も出てきて、
血糖値スパイクにやられてソファでぐったりしている人もいる中、
私は最初から最後までコンスタントなペースで食べ続け、
男性陣を抜き、
ダントツ12個で優勝しました。
おいしかった!お米余らなかったね!
会場はボードゲームが沢山あるレンタルスペースだったのに、一切ボードゲームしないで帰るな~と思ったら、
会計列の待ち時間の間に
「おばけキャッチやりますか」
って、会場主が急に犬にボールを投げる人みたいになって、犬のひじきはしっぽをガンガン振りました。
好感度上がりますわ。
こういう楽しい企画、いつでも参加したいです。
コメント
コメントを投稿