でっきるっかな

 はい、むらくもやまの写真担当ひじきです。

今日の日記に入る前にむらくもやま忘年会のお料理をご査収ください。草群さんの日記と合わせてどうぞ。




















宴の話を私もしたいくらい楽しかったがぐっとこらえる。やまおり亭さんによる喋り方の違いの話で繰り出されたラップ、すごかったのでまた聞きたい。


さて、

ユザワヤとオカダヤに行った。

どちらも大型の手芸用品店であり、年単位でめったに近づかぬ場所である。

それでも行ってみれば、最近はこんな北欧っぽいプリントの布があるのか、あ、これは私が小学校低学年の頃からあった柄ではないかと壁を彩る様々な質感色合いのロールを眺めるだけで楽しいし、推し活としてぬいぐるみ作りのキットが充実しているのかと時代の流れも感じる。普段お目にかからぬ専門的な作業に特化した道具もおもしろい。

馴染みのない領域になぜ立ち入るのか。

私はここに材料を集めに来た。

作りたいものがあるのである。

本来器用な質ではないので既製品があるなら金の力で解決するが……ないのだ。

欲しいと思い浮かべることができるのに売っていないのだ。

それでも欲しかったら作ってみるしかない。

手芸経験は皆無というほどではなく、裁縫箱も家にはあるが、そこまでの興味関心がなく反復学習によるスキル習得が足りていない。よって出来上がるものはたいてい不出来である。学校で体験したミシンは下糸が出せなくてすぐ絡まって止まって人にやってもらうタイプ。

ある鬱々としていた時期に現実逃避として鍵編み針で編むあみぐるみ制作に異常な執着を見せていたことはあるが、縫い物の作品で手元に残っているのはおにぎりを入れていく巾着袋くらいだろうか。

そこを乗り越えて思いつく材料を揃えるくらい欲しているものがあるわけだが、具体的に何を作りたいのかは完成するまで伏せておくことにする。

何しろうまくいく保証がない。

途中で挫折する可能性が大いにある。挫折したら報告は控えさせていただく(とか言いながら貧乏性なのでネタにしそう)

この布でいいのか。もっと高い布じゃないとだめなのか。

端がほつれたり丸まって実際の使用感が悪くなるのではないか、でもその場合どうしたらいいのか。

イメージとかけ離れたみすぼらしいボロ切れになったらどうしよう。

ぶつぶつ悩みながら、大きな布を台の上でカットしてもらった。

鮮やかなハサミさばきであった。

チャコペンやアイロンで貼り付けるなにがしかも選んだ。

この手芸行動は年末年始休暇のタスクの一つとして設定してある。

労働のないこの期間に他にもやりたいことはいくつもあり、複数あればあっちに飽きたらこっちと取っ替え引っ替えして少しずつ進められるであろうという心づもりなのだが、ゆっくり休みたいと言いながら全部をこなそうとするとなかなかの充実具合、いや日数足りないね?

しかし、誰に強いられたことでもなく自分がやりたくて決めたことなのでどこまで進められるかも楽しみである。

仕事納めは明日だ。

コメント

  1. ひじきさんのお写真で思い出がよみがえる……いつもありがとうございます。手芸屋さん、見てるだけでも楽しいですよね。作りたいモノがいいかんじになるよう、応援しております!

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