野分
仕事では怒涛のイベント進行三連戦、その間に趣味の新刊を出し同人誌即売会に出店するという気の狂いそうなスケジュールも一旦落ち着きそうな今日このごろ。
疲れと気の緩みがどっと出て小ボケを多数かまし、関係者を右往左往させている草群です。
どうもごきげんよう。
イベント進行三連戦、とはいえ私より経験豊富な同僚や上司はそんなの当たり前の日々を生き抜いているわけだが、年のいった新人の私は這々の体である。
ぜはー。
そんななか、三連戦の第一戦目で、一日限定イベントの衣装としてつくったTシャツが反響を受けてうっかり商品化されることになった。
うわーお。
商品化といっても超期間限定の受注生産でほそぼそとやるつもりなので、家内制手工業的な製造方法は変わらないんだけど、ていうか私が一枚一枚刷るんだけど、そうなったら面白いな―と思っていたことが本当に実現してしまうとなんというか身構える。
マジ? ほんとに大丈夫かこれ?
それほど、ただ楽しいだけで作ったTシャツなのだ。関係者を数人巻き込んで(主に私が)きゃいきゃい言いながら作ったTシャツなのだ。まさか代金をいただくことになろうとは。
でもたしかにかわいいし、よくできているのである。元ネタを拾い、現実世界と接続し、デザインで補強したファン心をくすぐるアイテム、という自信はある。だって私が元となった作品のファンなんだもの。わからいでか。
三連戦、会期終了までもうしばらく時間があるので経過をきちんと整理しつつ、また新しい動きをぶちこんで行きたい野望はある。
これは私に限った話だが、間違いたくないとか、怒られないようにやろうとか考えると、途端にすべてがうまくいかなくなるのだ。なんかわからないけどこうしたほうが絶対面白くなるぞ、と信じて大きな声出していると、なんだ仕方ねえなと周りが巻き込まれてくれて助けてくれる。我ながら嵐のようだと思うし、失敗はするわ怒られるわで生傷は絶えないが、苦労してのぼった山のてっぺんと、そのとき食べるおにぎりは最高なのだ。
巻き込まれた人々もまた息切れしているので、それは本当にお詫び申し上げたい。
Tシャツの件しかり、いいからやってみろって言ってくれる今の環境、ハードではあるけど本当に性に合ってるんだな。
それはそれとして、今週末はしっかり休もうと思う。今日はもう一生眠気がとれないんじゃないかというほどぼんやりしていたので……と思ったら雨が降り出した。
なんだ、低気圧か。
あらしのよるだ。
くさむらさん手刷りのアパレルが、ついに商品に……!? 初めて文学フリマでお会いしたときの、あの手刷りのパーカー姿を思い出しました。山場を抜けてからもなんだかハードな日々をお過ごしですが、寒くなってきましたし、お互い身体だけは労わってゆきましょう。
返信削除Tシャツ商品化、すごい!自分がよいと思って作ったものをお金を出して求めてくれる人がいるって、嬉しいですねぇ。
返信削除元気に動けるのは休んでこそなので、できるときにのんびりしましょう。あったかくして、ご飯食べてね!