白髪の道場破り
白髪(しらが)が生えた。
いや、長さ的にはもっと前からそこにいたのだろうが気づいたのは今日だ。自分の容姿に関心がないので熱心に鏡を見ることがないのである。混じり始めておかしくない年齢であり、母も祖母も白髪であったからいずれと思っていたが目についたのは初めてのこと。老化による落胆はない。むしろこの後どのくらい増えて頭に積もるのかワクワクしている。白髪染めをするくらいなら全てを綺麗に白くしてしまいたい。それでこそ真の白髪染めであろう。思えば、小説やマンガのカラー髪でも白髪(はくはつ)キャラに目が行きがちだ。大きなショックで一夜にして白くなってもよいし、生まれつきそういう種族であってもよい。神秘的な魅力がマンガの白髪にはある。
さて、マンガの話が出たので道場破りに話を移す。
昨晩、秋葉原のボードゲームカフェに行き、その道で強いと言われる人を破ることに成功した。びりびりに破ってしまった。私はかねてより「おばけキャッチ」というボードゲームの猛者を探しては戦いを挑む悪癖がある。少年マンガの主人公のようだと言われることもあれば、バトルマンガの怪物(モンスター)や戦闘狂(バーサーカー)の言動なんだよな!と恐れられることもある。それについては、個人のnoteに詳しく書いたのでここでは控える。(https://note.com/financier893/n/nfcef669e48a6)
要は好敵手、そこまではいかなくても叩いても壊れない遊び相手(おもちゃ)を探しているのである。きっと世界にはまだまだ強い人がいるはずだ。北でも南でも可能な限り会いに行きたい。おばけキャッチ仲間が今日流してくれた情報によると、歌舞伎町でホストを生業としている人が対戦相手を求めているらしい。歌舞伎町は、先日草群さんが写真を上げていた美味しいパフェを食べに行く場所であり、ホストクラブには縁のない人生を送っている。仲間内ではおばけキャッチの女王と呼ばれる私が、歌舞伎町で勝てば歌舞伎町の女王と呼ばれるのだろうかとありもしない妄想にくすっとしたしだいである。
歌舞伎町の女王になったらお祝いにパフェ食べましょう!
返信削除歌舞伎町の女王なのか、おばけキャッチの覇王なのか……強い称号ばかりが増えていきますな……。白髪、むやみに暴れず先住民とうまく共存してほしいものです。
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