まだ温かい
おばけキャッチの話はもういい加減やめようと思ったのだが、大会から帰ってきて1週間経ってもネタが尽きないというか興奮が冷めないので開き直って書き残そうと思う。
まずは大会の結果から、
チーム戦1位
個人戦3位
でした!
結果として東京でチームを組んだKさんがバッキバキに仕上げてきて、Kさんに助けられ、そしてやられたということになる。
詳しくは自分のnoteに記したので、ひまだったら読んでほしい。
12月3日の「じゃがいもを旅する(竹原篇)」も写真多めでこの記事に再録している。
大会が終わった直後は「魔王、強くなくなっちゃった……」としょぼんとしていたが、上記の遠征日記を投稿したところ、大会参加者や日頃からのフォロワーがたくさん反応をくれたことに大変気を良くした。
連日の残業もこのおかげで乗り越えられた。
ただの日記なのに、おもしろいって言ってもらえるのすごく嬉しいね。
土曜日
休日出勤をしていたが、午後には切り上げて東京ビッグサイトに向かった。
この日はゲームマーケットというボードゲームのイベントが開催されていたのだ。
同人でゲームを作る人がいる話は以前にちらっとした覚えがあるが、ゲームマーケットはその一大頒布場所、同人誌におけるコミケみたいなもんである。
各地のボードゲームカフェやゲームメーカー、中古ゲームを売るBOOKOFFなど企業ブースもたくさん出店する。
企業ブース
今回はここに用があった。
おばけキャッチはドイツ製のボードゲームだが、日本ではメビウスゲームズ社が日本語パッケージを作成し販売している。
そのメビウスゲームズが「おばけキャッチ段位認定会」をやるというのだ。
2日ほど前にそのやり方がSNSで公開され、ゲームマーケット(通称ゲムマ)に参加できない地方勢がやってみた動画を上げたり、おばけキャッチ界隈はにわかに色めきだった(私の狭い観測範囲内)
メビウス、公式じゃん。公式に実力を認めてもらえるの?と。
じゃあ、行こうっと。
8年ぶりくらいに訪れたが、ゲムマは規模が拡大し、ものすごく賑やかになっていた。
15時の十数分前に国際展示場駅に到着し認定会は15時~16時開催のためメビウスのブースを一目散に目指し、すでに認定試験をしている人を眺める。
今回の認定は誰かと対戦した成績ではなく一人タイムアタックの成果を計るものである。
自分でカードをめくり、1分間に何枚正しく処理できたかという枚数によって段が決まる。
はあ、私、おばけキャッチ好きだけど、自分でカードめくるのへたくそすぎるのよね。
自分の遅さにイライラするから、おばけキャッチャーたちが研鑽を積むような一人キャッチは練習しない(だから大会で負けたのでは?)
でも、それしかないって言うならやるわよ、おばけキャッチだから。
説明を聞き、試験開始。
うう、めくるのが遅い、手間取りすぎている、自分で自分にイライラする。
私の中の鱗滝左近次が「めくりが遅い!(判断は早い)」と平手打ちをしてくる。
メビウスおやじとメビウス2代目が話している声とか聞こえてる時点で集中できてない。
1分終了
カードは全部で60枚
18位以上で初段
22枚以上で二段
28枚以上で三段
40枚以上で最高ランクである名人に認定される。
結果は49枚
ふう、名人になったよ
家で試してみた時は54枚くらいいったので、本番に弱いな。
この日は4人の名人が出たそうだが
他の3人は40枚、41枚、42枚だったそうで、私が最高枚数だった。
ちなみに、ゲムマは2日間開催で翌日も認定会は開催されたが名人は出なかったそうだ。
広島大会勢が参加したら、めっちゃ出たと思うんですけど!上位層は50枚超えどころか60枚全部置くのも余裕だと思うんですよ。
東京のチームメイトもそれぞれの都合でゲムマには来れなかったみたいで悔しがっていた。
無事に恥をかかずに済んで、気分がすっきりしたので、会場を回って、でも別にボードゲームガチ勢じゃないので試遊とかはせず、
ボードゲームモチーフの雑貨をハンドメイトして出店しているAさん・Lさんに挨拶して差し入れを渡した。
滞在時間1時間ちょっとで離脱。
本当、おばけキャッチにしか興味がないわね私。
昨日は
一緒に広島に行ったAさんはおばけキャッチロスになったのか、秋葉原のボードゲームカフェに道場破りに行き大人げない勝ち方をしたという知らせが入り、
また、福岡から参戦したVさんのお父さん(作家)がラノベ風に大会の様子をまとめてくれたものが投稿されていて(魔王ひじき、たくさん登場します)、
本当にあったオバケ捕獲の話 ~広島での実体験をラノベ風に書いてみた~
私は久しぶりにやり始めたおばけキャッチアプリで自己最高点を更新した。
アンドロイドのアプリがなくなってしまったので、1年以上迷った末におばけキャッチのためにブラックなフライデーでiPadを買ったのである。たっけぇおばけキャッチ機だよ。
そして、来年、富山におばけキャッチの強い人に会いに行く予定が決まった。
大会の余熱がまだほんのりと私を温めているのである。
noteとラノベ風ルポ、どっちも拝読しました! 魔王視点と勇者視点、両方から同じストーリーを追えるの新しいな……とニヤニヤしながら一気読みでした(読書の姿勢がフィクションに向かうときのそれ)。そして公式名人おめでとうございます~!
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